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立体作品 SOLID

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ガラス Glass

オブジェ 〔キャスティング〕

片口 〔キャスティング〕

箸置き 〔キャスティング〕

菓子皿 〔フュージング〕

菓子皿 (焼成前)

オブジェ 〔キャスティング〕

オブジェ制作過程 (焼成前のカレット)

オブジェの窯入れ

椀 〔吹きガラス〕

杯 〔吹きガラス〕

ペンダントヘッド 〔フュージング〕

TV番組で時々見かける、吹きガラスの製法をホットワーク(HOT WORK)と呼びます。

それに対し、窯に入れて溶かして形を作る製法をコールドワーク(COLD WORK)と言い、私は主にそちらを学んでいました。

コールドワークには、石膏の型を作ってガラスのカレット(粒)を入れて溶かしこむキャスティング技法や、ガラス板や棒を溶かしてくっつけるフュージング技法などがあります。

キャスティングは、型から出してから旋盤で削って形を整え、粗い表面を耐水ペーパーで磨き、仕上げに回転する木の円盤に擦りつけて艶を出すのですが、私はこの一連の作業が好きです。黙々と無心で形を整えている間は、何も考えずに集中できていいものです。

    

いろいろ Variety

『直線でできる曲面』 アクリル板に穴を穿けてテグスを通しています。

フルモールド鋳造法にて制作したオブジェ。発泡材質の原型に湯口と揚がり(空気抜き穴)を付けて砂の中に埋め、溶かしたアルミを注ぎ込む技法。原型はアルミの熱で溶け、アルミと置き換わるというメカニズム。

冷えたら砂中から取り出し、バリ(余分な突起部分)を削り、あとはひたすら形を整えるために削り、磨く。 「ここちよいかたち」というテーマで、手にフィットする形状を意識しています。

木の種類は忘れましたが、板を削ってオイルフィニッシュで作ったスプーン。一見使い易そうですが、よいスプーンの最も重要なポイントは、形より薄さであると気付かされました。

同じく箸。模様部分は象嵌(嵌め込み)。写真ではよくわかりませんが、実は曲がってます(笑) 制作直後には曲がっていなかったと記憶しているので、おそらく木材独特の吸湿でだんだん曲がったのでしょう。 木材は便利ですが、難しい素材でもあります。

「実演体験を開催したいので、子供でも簡単に作れるハロウィーン人形を提案してくれ」という依頼に応えて作ったもの。高さ10cm弱。

樹脂粘土の金魚 in 透明樹脂。 注型直後は曇りガラスのように中が見えない状態なので、ひたすら磨いてクリアーにします。

銀粘土で作ったリングとペンダントヘッド。 簡単に言うと、銀の粉とつなぎでできた粘土で形を作り、窯で焼成すると、銀の成分だけが残り、シルバーアクセサリーができる、という仕組み。もちろん、普通の粘土よりかなり高価ですが、自分で銀を手軽に成形できる魅力は大きいですね。

大学でいろいろな素材に触れる機会を作ってもらえたので、卒業してからも、やったことない技法はとにかく挑戦するという心意気に。モノにならなくてここに載せるほどじゃないものもたくさん…。陶芸もその一つ。粘土細工は得意なのですが、焼成一発勝負みたいなのは性に合わないらしく…ちまちまいじって調整する、潔くないやり方が好きなんです(笑)

就職した画材店でも、多くの素材を扱わせていただき、本当に貴重な体験ができました。

ここに載せていないのでは、染色・押し花・石膏・石鹸・キャンドル・万華鏡・タイル・ビーズアクセサリー・籐細工・羊毛フェルト・布ぞうり…。あと、昆虫の樹脂封入など。<いろいろ2に続く>

  
いろいろ2 Variety2

食品サンプル・あずき寒天白玉。樹脂粘土と透明シリコンで作りました。

食品サンプル・あずき白玉アイス。樹脂粘土で作りました。

食品サンプル・ジェラート。ミントとアイスは違う種類の樹脂粘土を使っています。

リースアレンジ・秋

リースアレンジ・冬

フラワーアレンジ・盛夏

キツネ面ストラップ。プラスチック粘土製。 歴史好きの同僚にプレゼントしました。

私の手を型取りして、軟性樹脂で作った手。 只今乾燥中@庭。 中には骨の代わりに針金がはいっています。 これに白手袋を嵌めるとかなり人の手に近い感触に。現代美術の授業の一環でこれを作ろうと思い立ったのですが、我ながら気持ち悪いものを作ったと思います(苦笑)

河童くんミニ。和室に出現。 妖怪フィギュアの試作品です。身長約15cm。

あざとめのひつじ(笑)。発泡スチロールの芯を羊毛フェルトでコーティング。地肌は軽量粘土です。

しかし、クラフト・手芸の世界は奥が深い。まだまだ未知の技法・素材が山ほどあります。例えばステンドグラス・螺鈿・彫金…高価だとなかなか手が出せませんな。また、トールペイント・編み物など、大人の女性が嗜む分野はまだですね。ペンキ塗りと裁縫は割と得意なんですが。あと、プラモデル・電子工作系も弱い。真空管アンプとかも販売担当してたんですけどね。よくわからないながら(笑)

とはいえ、素材・技法に関してはかなり精通している方だと思いますので、ものづくりの趣味をはじめたいけど何がいいのかわからない方は、ご相談ください。

  
こども工作 Handicrafts for kids

お金が消える貯金箱キット。 ロケットの後ろにある穴にお金を入れるのですが、箱の中は鏡で斜めに仕切られており、入れたお金が消えたように見える、というもの。 幼い頃このタイプの貯金箱を初めて見た時には、とても不思議に思いましたね。

宇宙ステーション。 ペットボトルにストローやらクリップやらを貼りつけて、メカっぽさを演出。 慣れない電子工作の要素も組み入れ、スイッチを押すとLED豆電球が点灯するようにした力作。

恐竜貯金箱(草食恐竜編)。 胴体部分が貯金箱になっています。ほとんど自分で形を作らなくてはいけないので、ちょっと難しい。高学年向けです。

どうぶつ貯金箱。お菓子っぽい感じにして女の子向けに。

木のてっぺんにお金を入れる穴が空いてます。 3万円分の貯金ができるらしい。 カギ付き、というのは子供心をくすぐりますね。

同じく3万円の貯金ができるカギ付き貯金箱。 毎年違う題材にするのもなかなか苦労します…。

シンプル・イズ・ベスト。

女の子向け、お菓子の家型貯金箱。 最近はフェイクスイーツを作る為の素材・道具がすぐ手に入るので、誰でも簡単に作れます。

お金がわけられる貯金箱キット。 タコの前にある丸い透明部分にお金を置き、そのまま天板部分を回転させると、それぞれの硬貨の大きさに合う穴に落ちる、という仕組み。 ただし、回す方向を間違えるときちんとわけられません。

同じくわけられる貯金箱。 とにかくキラキラ&ラブリーがテーマ。まぶしい。

「回る」という動きに重点をおいたデザインにしようと意気込んだ作品。 いつまでも追いつけないし、いつまでも穴に入らない。

「大人かわいい」チョコレートケーキ。

初めに紹介した、お金が消える貯金箱の応用編。 別の方がデザインしてくださったのを、私なりに少しだけアレンジしたもの。透明な胴体の中には、地球が浮いています。斬新な案に私も刺激を受けました。

これもお金が消える貯金箱。 半月型のパーツを鏡面に貼りつけているので、まるで円いコインが浮いているように見えます。

おうち型貯金箱。 鳥と時計は取り外しができます。何の為かはわかりませんが…。

胸の突起部分に硬貨をひっかけ、ロボットの頭を胴体に押し込むと、硬貨が中に落ちると同時に、ロボットのお腹の中のカプセルが下から出てくる、という手の込んだ貯金箱(キット)。 カプセルの中には、自分の好きなものや、オリジナルおみくじなどを入れて遊びましょう。

メルヘンおうち型オルゴール。 ネジ巻き式オルゴールが中に入っています。小物入れにもなります。

350mlペットボトルで作るロケット型ライト。 七色に光るLEDライトを使っているので、とても幻想的。

こんな感じで、各店舗用に量産します。 ただでさえあまり広くない部屋の、足の踏み場が無くなります。

毎年、元勤務先から、店内に飾る夏休み工作の見本作成依頼をいただきます。

要するに、「宿題工作にこんなの作ってみたらどうですか?」というもの。主に貯金箱を数種類作るのですが、近年は「貯金箱工作キット」というものが横行(笑)しているので、それを使っていかにオリジナリティーを出すかに重点をおきます。

きちんと記録してない年もあり、ここに載っているのはほんの一部ですが。

私の作った貯金箱見本が、関東10店舗の店頭に飾られるので、やり甲斐のある仕事です。

  
干支など New Year greeting

元勤務先の、年賀状印刷を担当する部門の方にいただいたお仕事。年賀状デザインに使う為、干支の動物を立体で作る&おめでたいモチーフで写真作品をお願いします、という。

ここに載せてるのは、制作したものの残念ながら採用されなかった作品です(涙) 先方に「申し訳ない」と謝られました。

なぜなら、私に依頼した分の枠が、他のデザインとの兼ね合いで削れてしまったのだそうです。

そういうことなら仕方ない…けど、やっぱりちょっと残念。せっかく作ったので、ここで発表します!

  
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