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ドッペルゲンガーの話

  • nmtmah
  • 2015年9月18日
  • 読了時間: 5分

Golconde by René Magritte

先日、浅草のJazz Bar “ SOULTRANE ” のVocal Jam Sessionに参加してきました。

私の歌の先生がホストを務めていらしたので。

ホスト奏者にピアノとウッドベース、ボーカルやドラムが交替で参加する形式。

私はその日、スタンダードナンバーを3曲歌わせてもらいました。

その週はなんだかやることが多く、ろくに準備もしない状態で伺ってしまったので、

最初に歌った曲で歌詞をド忘れするという失態を演じてしまったのですが、

でも、そのあとは問題なく、楽しく歌わせていただきました。

しかし、(当たり前ですが)やはりちょっとでも練習してから行った方がいいですね(-_-;)

まあ逆に、練習もせずにいきなりセッションに参加できる度胸がついたのは、我ながらスゴイと思うけど(笑)

先生のはからいで、ドラムも2曲だけ叩かせていただきました。

こちらは本当にド素人で、一応リズムはキープできたけれど、ただそれだけって感じで。

POPSを暗記して叩くことはそれなりにできても、JAZZはまた全然違うし、そもそもアドリブが超苦手なのです。

しかしやはり下手でも、実際にセッションで叩かせてもらうと、本当に勉強になります。

もっと練習・勉強しようと思いました。

=====

ところで、その日のセッションでは、ドラマーのおじさま方が3名ほど、交替でドラムを叩いていらっしゃいました。

その中のお二人が特に、私に色々話しかけてくださり。

参加者の中では若輩者だったので気にかけてくださったのでしょう。

ドラムも一生懸命やろうとしているようだし。

で、ですね。

その一方のお方が、私のことを指して、

「やなぎしゅんいちにそっくりだね。ピアニストの。」

と仰る。

「最初、本人かと思っちゃったよ。」みたいなことまで言っていた気がする。

「へー、そんなに似てるんですか?じゃあ調べてみようっと。」

ということで、スマホを持っていない私は、帰宅後にPCで検索。

…ちなみに、なかなか無いですね、こういうワクワク感というかドキドキ感(笑)

どれだけ似てるんだろう、と(笑)

で、捜したら見つかりました。

柳隼一さんというジャズピアニスト。

この方ですね。間違いない。

似てるもの(笑)

そりゃあ、私を知ってる人なら目の前で見て間違えることはないでしょうが、

遠くから見たら「あれ?」くらいは思うんじゃないかなあ。

いや、面白いですね。

角度によってはかなり似てると思います。自分でも。

=====

実は、「私に似ている人」というキーワードでこんなに興味を惹かれるのには訳があってですね。

私、今までに何回か、親しい友人達から「(私に)そっくりな人を見た」という話を聞かされてるんですよ。

それも、「本人かと思った」「何でこんな所にいるのかと思った」みたいなレベルらしい。

ちなみに、「それ、男の人?」と訊くと、100%の確率で「わからない」という返答が返ってくる(笑)

一番最近の事例だと、

久しぶりに上京してくる友人と東京で会う約束をしていた日、

その友人から約束の時間より前にメールがあり、

「今、池袋にいる?」(ちなみに池袋は約束の場所ではない)

「いや、いないけど。なんで?」

「そっくりな人を見かけたから…」

みたいな。

怖いわー。

多分ドッペルゲンガーがいるんだな。私の。

……ドッペルゲンガーって、皆さんご存じですかね?

超常現象やらUMAやらに興味のある人には、ポルターガイストと同じくらいメジャーな単語だと思うんですが、きっとそんな非科学的な話に無縁で健全に育ってきた方も多いですよね。

たしかドイツ語だったと思うのですが、要するに、自分とそっくりな人間のことです。

もちろん、双子だとか、そういう科学的に説明のつく話ではありません。

双子じゃないのに、自分と全く同じ姿をしている人間のこと。(というか、それを見かける事象?)

地球上には自分と同じ顔の人間が三人いる、なんて説もありますが、そういうことでもなくて、

どちらかというと心霊現象的なものですね。

自分のドッペルゲンガーに出会ってしまうと死が訪れる、なんて言われてるらしい。

そりゃ、もし自分と同じ姿の人間が目の前に現れたら、ゾッとしますよね。

または、自分の身の回りに、自分とそっくりの人物が出没しているらしい、となったら…。

(例えば、友人に「あれ、さっき帰ったんじゃなかったの?」なんて身に覚えのないこと言われたり…。)

でも、前にも『わかりあえないということ』という題でブログに書きましたが、

目の前に自分そっくりの人物が現れて、そいつが無表情のまま去っていったり、悲痛な表情をしている、もしくは薄笑いを浮かべていたりしたら、なんだか意味がわからなくてとても気味悪く感じるでしょうが、

フレンドリーに話しかけてきたとしたら、きっと誰よりも仲良くなれるのではないでしょうか。

何せ、自分と同じ見た目なのですから。

=====

ま、そういう冗談はおいといて。

多分、私みたいな見た目の若者はいくらかいるんだと思います。

そもそも、私は丁度男性の平均身長くらいだし。

それで細身で黒髪で黒縁眼鏡をかけていれば、5割くらいは似ますね(笑)

実は最近、私も見かけたんです。私によく似た人。

東京の人混みで。

でもドッペルゲンガーではないですよ。

ただの “ 似てる人 “ でした。

それにしても、変な感じですね。

自分に似てる人を発見するって。

皆さんそういう経験ありますか?

普通は無いのかな?

その人は、なんていうか、雰囲気がよく似てると思いました。

“ 男の人なのに線が細い “ っていう感じかな。

あと、顔の形とか、髪型とかも。

多分皆は、こういう人のことを言ってるんだな、と勝手に納得。

柳隼一さんだったのかな(笑)

=====

そんなわけで、皆様、わたくしを人混みで見かけた際は、よくご確認くださいますよう。

柳隼一さんか、ドッペルゲンガーかもしれませんから。

〈了〉

これだけ私の見た目について書いているので、一応、写真を載せましょう。

私を知らない人は、「おいおい、どんななんだよ」とフラストレーションが溜まるかもしれませんものね。

あー、自撮り写真だけは、できることならこんな所に載せたくないと思っていたのに~ (-_-;)

…なんつってね。 結局載せてりゃただの言い訳だ。

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