「まほ」という名前
- nmtmah
- 2016年9月23日
- 読了時間: 12分
今日もライザップに鍛えられてきました。
と、言っても、ライザップ宛の宅配荷物をたくさん運んだって話。
…ビックリしました?(笑)
最近、つくば駅前にできたんですよ。ライザップが。
ちなみに、
私はお金を払って自分の肉体改造を真剣にするのは良いことだと思います。
例えそれが○十万円だとしても。
その価値があると思う人には、それだけの価値が実際あると思うから。
(まあ、己の精神力で鍛えられればそれに越したことはないけどね。それも難しいからね。)
ちょっと違うけど、
昔、大学で先生が言っていました。
「自分の金を払ってこそ、本当に身に付くんだよ」と。
つまり、「自分が必要だと思う資料や道具は、借りたり、買ってもらったり、安物で済ませたりしないで、己の懐を痛めて買え。それでこそ、その価値や貴重さが本当に解る。」
ってことです。
そうそう、そうなんだよね…。
つい、哀しいかな節約根性が出ちゃったりするんだけど。
まあ、平べったく言えば、自分の金を出した方が、「もったいない」という思いが強く湧いて、大切にしたり、ちゃんと真面目に取り組んだりする、という心理なんですよね。
人間って、どうしてこうなんだろう…。哀れで愛おしい生き物ですね(苦笑)
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ところで、
皆さんは、ご自分の名前は好きですか?
人によって気に入っていたり、もっと違う名前が良かったとか、それぞれありますよね。
私は自分の名前、気に入っています。
あまり女性っぽすぎる名前でない(と私は思っている)所とか。
『真』の字も『穂』の字もそれぞれ気に入ってる。
「真帆」にしようという案もあったそうですが。
(真帆というのは一般名詞にもあり、風を一杯に受けた帆のことを指す。)
「帆は、風を受けないとダメだから(≒他者の力を借りないと実力が出せないから)」
という父の考えから、やめたらしいです。
私はその考え方を有り難く、誇りに思っています。
(真帆もいい名前ですけどね。爽やかな海と空が目に浮かぶようで。私にとっては「穂」でよかったというだけで。)
稲穂だって、言ってみれば大自然の力を借りて育ってる訳ですけど。
まあ、稲穂自体が自然の一部ですから、またちょっと意味が違うかな、と。
稲穂といえば、小学5年生の時、田おこし・しろかきから始めて、稲を収穫し、白米にするまでを、実際に一年通して体験させてもらいました。
私は田んぼ実行委員になり、夏休みも田んぼの水の状態など確認したりしていました。
そういうこともあって、『穂』というものにかなり親しみを持っています。
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話が逸れますが、
そんな風に、私が通っていた我孫子市立我孫子第二小学校は、かなり本格的に色々やらされる所で。
農業小学校とあだ名されてました。
動物もたくさん飼っていて、主に児童が世話する。
特に鳥が色々いて、ニワトリ・烏骨鶏(ウコッケイ)・ガチョウ・鳩・セキセイインコ(時々逃げ出して校内を追いかけまわすハメになる)、
学校の裏山にはクジャクが棲みついていた(なんでかはよく知らない)。
池には、鯉・雷魚・ミシシッピアカミミガメ・アメリカザリガニ・ウシガエルのおたまじゃくし(なぜか成体は見たことがない…)など。
ちなみに私は理科委員だった為、校内の水槽の世話をしていました。
そこで飼っていたウーパールーパーのエサは、職員室の冷凍庫に保管してある冷凍イトミミズ。
隣に先生方がこっそり隠しているアイスが入っていた、淡い思い出。
あとヤギとヒツジ、2~4頭ずつ。
出産して増えちゃったら、成田牧場に里子に出す。
(ちなみに出産には校長先生・教頭先生などが立ち会う。大変な仕事だ。)
あ。あと、小学2年時の恒例行事として、
「イクラを水槽で孵化させて、利根川に放流する」
というのがありました。
なんか、それも私が係をやった気がする。
イクラが孵って、段々魚の形になる様は、非常に興味深かったです。
いい体験をさせてもらったと思っています。
それはそれとして、イクラは食べ物として好きだ(笑)
最近はそれほど積極的に食べないけど、特に子供の頃は大好物だったらしく、
祖母に「真穂ちゃんは本当にイクラが好きね」と頻繁に言われた記憶が残っている(笑)
あまり食べると塩分の摂り過ぎですよね (-_-;)
そんな小学生時代の体験が、今の私の自然好きを後押しした気がしてます。
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…すいません、話を「名前」に戻します。
『真』は「まこと」=偽りでないこと・真実・正しいことの意。※
他、天性・生まれつき・本質・自然の妙理などの意味がある。
私は、この意味とても気に入っています。
なので自分にも他人にも、できる限り正直かつ誠実でありたいと思って生きてます。
(でも、それを求めすぎて面倒になって、結果他人と距離を置くというダメな面をも生んでいる気がしている…。)
また、古語に「まほ(真秀)」という言葉があり、
意味はよく整っていること。完全なさま。
「大和は国のまほろば」の「まほ」ね。
…って、他人の名前自慢聞かされても困りますよね (^_^;)
※ちなみに「偽りでない」の「偽り」の意味を調べると「事実でないこと」とある。
「事実」を調べると「真実」の意。「真実」を調べると「嘘偽りのないこと」とある。
ぐるぐる回っちゃうじゃん。
嘘と真って、なんなんですかね。深いですね。
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でもね、名前ってやっぱり大事で、
堅い名前・古風な名前をつけられた人は、自然とそういう風になるんですって。
「予言の自己成就」みたいなもんですね。
(例えば、普段おとなしい人でも、金髪にして派手な格好をすれば、自然と気持ちがそれに流されて、派手な振る舞いをするようになる、というようなことらしいデス。)
だから、
私のこの、「嘘」に強い嫌悪感を感じる性分は、名前に流されてるんだと自覚しつつ、
まあ悪い性分ではないから、と受け入れながら生きてます。
でも、やっぱり大人になると、「嘘も方便」も必要だよなあと切々と感じることも…。
しかしそんな風に、「嘘」に強い抵抗感を持ちすぎているからなのか、
本当のことを言っているのに、嘘だと疑われないか心配している自分がいる。
と、大人になって気付いた。
誰かの誘いを、本当に用事があるから断っても、
「本当は来たくないから嘘吐いてるんじゃないか?」
と思われたらどうしよう、とか…。
また、
元々言葉数が少ないので、自分について断片的な話しかせず、
ただでさえ私は、人に理解されにくい生き方をしているので、
「アレ?こないだは違うことを言っていた気がするけど…」
と思われるんじゃないかと、ビクビクしている。
例えば、
「両親が建てたつくばの一戸建てに長年住んでいる」という事実と
「小・中・高と千葉県の学校に通っていた」という事実とか。※
「大学ではミュージカルサークルに入ってて週6くらい稽古してた」という事実と
「大学では落語研究会の会長やってた」という事実とか。
「東京のボーカルスクールに通っててJAZZ歌ってます」という事実と
「つくばの音楽スクールでドラム習ってます」という事実とか。
「大学が美術系だった」という事実と
「筑波大学出身です」という事実とか。
「父親は美術大学出身で一級建築士の資格を持っている」という事実と
「父親は薬局を経営している(た)」という事実とか。
つまり、フツー同時には成立してなさそうなことが多いので(筑波大学は総合大学だけど美術専門の学部があるのよ)、
なんだか、「毎回適当な嘘を言っているのでは」と疑われるのではと、無駄に心配してしまうのである。
※つくばに引っ越したのは私が中学2年の時で、当時千葉県成田市にある中高一貫校に通っていた為、無理を言って高校卒業までつくばから通わせてもらっていた。
他にも、ふと思った事を口にして、それが後で言った事となんとなく齟齬があるような、
そういうことが多分ある。
私の中では辻褄が合っているのだが、言葉が足りないので、周りには伝わってないことがある気がする。
もちろん、相手が「こないだはこう言ってなかった?」と訊いてくれればそれはもう丁寧に説明するつもりなのだが、人によっては遠慮して訊いてくれないこともある。
喋り過ぎも何かと墓穴を掘る元だが、私の場合、喋らなすぎもそういう危険があるなあと、痛感している今日この頃です。
でも基本的に、人の話を聞く方が好きだからなあ。
どんどん自分は喋りが下手になっていき、ますます喋りに臆病になる悪循環を最近感じる。
気を付けよう…。
=====
ところで、なんで名前の話をしようと思ったかというと、(やっと本題!)
最近新聞のラテ欄で、二度「まほ」という文字を見かけたから。
やっぱり、少し珍しい名前なので、私と同じ名前を持った人がどういう人間なのか、気になるんですよね。
世間の「まほ」に対するイメージはどういうものなのか、とか含めて。
ちなみに今までで覚えてるのは、
昔の深夜のアダルトドラマ(青年漫画原作。AV女優が何人も出てた)で、銀座の高級クラブママの着物美人が「真帆さん」という名前でしたね(笑)
なお「真帆さん」は男でも女でもどっちもいけるタイプでした(笑)
ああ、
そんなエロドラマを視聴していた過去がバレることを告白しなくてもいいのにッ… orz
いや、でもねドラマとして面白かったのよ。という言い訳。
ラテ欄に話を戻すと。
一つ目は、TBS「恋んトス」という番組で、
昔の「あいのり」(懐かしいっ)とか「テラスハウス」みたいな主旨らしく。
男女6人が一緒に生活して恋は生まれるか、みたいな。
で、大阪のモデルの「まほ」が男性二人の心を掴んでいる、という状況の回でした。
おお、モテてる。
全然関係ない人なのに、名前が同じというだけでなぜかちょっと嬉しい(笑)
=====
で、もう一つなんですけど。
目にしたラテ欄がコレ。
プリパラ「子連れ怪盗まほちゃん」
おおっ、どういう内容のアニメなんだっ、コレは。
と思って、ついしっかり見てしまいました(笑)
なんかその「プリパラ」というアニメの主旨を説明するのは難しいんですけど、
大雑把に言うと、小6~中学生くらいの女の子達が、アイドル活動をしている系のようです。
詳しく知りたい人は、自分で調べてね。
既にご存じの方は、言わずもがなの話でスミマセン (^_^;)
で、内容なんですけど、
最近のアニメに馴染みのない大人からみたら、なんかもうツッコミ所が満載。
ギャグなのか、これは…?! という感じで。
アニメを比較的見慣れてる私ですら、ちょっと当惑(イイ意味でね)。
とにかく、美少女が一杯出てくるので、いわゆる「大きいおともだち」も大勢いる模様。
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で、結論から言いますが、
ウィキペディアによると、
(1話見ただけでは訳がわからなすぎてつい調べてしまった・笑)
「まほちゃん」とはあだ名で、本名は「紫京院ひびき」。
ずっと男だと思われてたけど、本当は女だと、最近バレたらしいです。
常に男装していて、喋り方も振る舞いも男。
性格は高慢でひねくれまくっている。でもほんとはイイ所もある様子。
帰国子女で、どっかの財閥かなんかの御曹司で金持ちらしい。
アイドル的活動もしており、女性ファン多数。
(まほちゃんというあだ名は、初めに「自分は魔法使いだ」と名乗った為らしい。)
怪盗なのは、どうも趣味で「怪盗ごっこ」的なものをするらしく(怪しげなマスクを被って白馬で登場する)。
子連れだったのは、謎の赤ん坊を不本意ながら一日世話するハメになったから。
ということでした。
…この説明で、なるほど、と納得できますかね?(笑)
でも、私は、このまほちゃんにだいぶ親近感を覚えますね。
なんせ歌って踊る男装癖のひねくれ屋さんですから(笑)
わざわざ本名があるのに「まほちゃん」という全然違う名前で呼ばれているのも、
「まほちゃん」という響きに何かしらあるのかな、と思います。
男装癖があるっぽい、とか(笑)
しかし、こういう個性の持ち主がアニメのキャラクターとして受け入れられる時代なのですね。
日本も柔軟になりつつあるなあ。
私にとっては生き易くなるワケで、助かりますが。
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なお、楽曲を歌うシーンが突然3Dになり、その部分だけアニメの流れから外れる感じになってます。
その衝撃シーン(私にとって)がこちら↓
是非全編見て頂きたい(笑)
紫京院ひびき『純・アモーレ・愛』動画(YouTube)
https://www.youtube.com/watch?v=UXI9f2b8NBI
いろんな意味でスゴイ。
美しいですけどね、確かに…。
まあ…宝塚ですね。(宝塚のこともよくは存じませんが…。)
女児がこういうのを見て、ヅカファンになってゆくのだろうか…と真剣に思う。
ちなみに、声優さんは女性だそうですが、ほとんど男声ですよね。
(どうも「本当は男では」という憶測もあるようだ。)
私も聞いていて、絶対にないとは言えないけれど、女性だとしたら相当珍しいレベルだなと思って見てました。
(でも私もこれくらいのレベル出ますからね(笑)電話でもしょっちゅう男に間違われるから他人のこと言えない。)
むしろ、このキャラなら、もうちょっと女性っぽい声の人を選んだ方が自然なのでは(緒方恵美系の)。
なお、まほちゃんはご覧の通り舞台に立つ時はちょっと女性っぽい格好をしているようです。中性的というか。
そこは男装のこだわりは無いのね。
=====
私も大学時代、先輩(♀)に「一度でいいから女装させたい」と言われたものですが、
結局一度もそのような機会はありませんでした。
無理無理。
似合わないんだって。マジで。
いや、やったことはないけど。わかる。
歌舞伎役者レベルに塗ればいけるかもしれないけど。
でもギャグとして面白がって頂けるならやってもいいよ(笑)
美しさを期待されたら困るけどさ。
ってゆーか、動画、ポジティブな意味でツッコミ所がいっぱい。
ギャグじゃないのか、これは…。
でも私も同じまほちゃんとして、
これくらいカリスマ的な見た目と才能が備わっていればなー、と、
無意味な羨望が湧いたりするのでした(笑)
あれぐらい吹っ切って王子様になりたかったわ(笑)
これでも昔、まほサマと呼ばれたこともあるのよ(笑)
私の写っている写真が、女子の間で勝手に裏取引されていたりとか(笑)肖像権…(笑)
全然カッコよくなんてなかったけどね。
みんな、こんな私をちやほやしてくれて本当にありがとう。
みんなのお陰で小心者の私はここまで自信が持てるようになりました。感謝しています。
私のファンだった、という事実が恥ずかしくならないように、
これからも人として魅力的であるべく生きていく所存でございます。
時々は、あんな人もいたなあと、思い出してやってください。
これからもよろしく。
=====
最後に、おまけの話。
数年前、ボーカルスクールの体験教室に参加した時、同じグループに「まほ」という名前の女の子がいた。
(漢字は忘れてしまったが、確か二字とも被っていなかった。)
そのコと、「まほ」って名前、結構珍しいですよね。という話をして。
その時彼女が言った言葉がすごく印象に残っている。
「まほって名前の人、みんな美人ですよね。」
…おぉ、それはどういう意味に受け取れば?
ちなみにそのコはかなり可愛かったし、美人ともいえる顔立ちをしていた。
私のタイプだったからよく覚えている(笑)
…あ、いや、僕は決して人を見た目で評価する人間ではありませんよっ(焦)
本当にね、私が美人だったらよかったんですけど。
そんなこと思ったことねえからな。
その時は「あー、確かにそうかもしれませんねえ」と無難な受け答えをした気がする。
確かに、私以外の「まほ」さんは美人かもしれない。と思ったので。
しかし、そんな発言をするそのコの真意が読み取れなくて。
私のことを美人だと思ったのか、自分のことを美人だと自覚しているのか、
…結構戸惑いました。
そんな思い出。
人の好みによっては、私でも美人に見えるのかもしれませんねえ。
などと考え、とても印象深い出来事でした。
…この話、なんか恥ずかしいから、忘れてください(笑)
(と言いつつ、そのままブログアップ。)
長文にお付き合い頂き、どうもありがとうございます。
楽しんで頂けるよう精進いたしますので、
懲りずにまたよろしくお願いします。
〈了〉
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