スクール発表会2015 〈感想〉
- nmtmah
- 2015年6月24日
- 読了時間: 5分
5月末にあった、ミュージックスクールの発表会について。
生徒で構成された全32バンドが参加。 つくばカピオのホールで行われました。
私の参加するバンドは、ボーカル・ギター×2・ベース・キーボード・ドラムの6人構成。 出番は大トリの2組前、30番目でした。
曲は、プリンセスプリンセスの『ダイアモンド』。
で、感想ですが、 とっても楽しかったです。 緊張しましたけど。
上手く演奏できたか、という点で言えば、 私としては上出来の部類だったと思います(^^)
やっぱりちょっと走っちゃったな、とか、6連をもう少しきれいに叩きたかったな、とか、 全体の音のバランスにもっと気を配れれば良かったな、とか、 そりゃ、上を見たらキリがないですけど…。
でも、この曲に取り組む前と比べたら、もう格段に、ドラムの腕が上達したと思います。 最初に聴いた時は、「この難しそうなフィルは、私にできるのか…?」と不安でした。
しかし、結果、ほぼ譜面通り叩けるようになりました。 本当に嬉しいです。
やっぱり、はっきりした目標を定めてそれに向かって努力するのは、一つの有効な上達方法であるな、と思いました。
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でも、実はこの曲、フィルでちょくちょく6連を使っていて、 私はこの速い6連が全然できずに、練習中ずっと悔しい思いをしていました。
こんなに「いくら練習してもできない・コツが掴めない」ということが、今までの人生であっただろうか? というくらい、いつまで経っても上手くなりませんでした。
1時間以上そればっかり練習して、最後の方に「あ、なんかコツがわかったかも…!」と思ったら、 次の日、またできなくなってる。 また試行錯誤して、「あ、この感覚でやればイケそうだぞ」と思ったのに、 次の日、またできなくなってる。 これの繰り返し。
でももしかしたら、 私としては「今までの人生の中では相当練習して、それでもできない。悔しい。」と感じたのですが、 もっと努力家の人からしたら、「それくらいの練習量で”努力した”とか言うなよ」 っていう感じかもしれない。
私は結構何でもすぐできてしまう方の人間なので、 元々人生における努力量が他の人より少ない、という可能性はあるなあ。 と、今回思ったりしました。
これ、自慢に聞こえるかもしれませんが…本人的にはちょっとコンプレックスでもあるんです。 なんかほんと、ザ・「器用貧乏」って感じで。(意味を知らない方は是非調べてください。) 誰が作ったのかなあ、この単語。本当によく表してるよ。と思う。
だから、もっともっと練習したら、もっとちゃんと上手くなれたのかなあ、とも思ったりしましたが。 でも、少なくとも、私の人生の中では最上級の難題であり、努力量も通常と比べたら最大級でした。
そんな感じで、できたりできなくなったりを繰り返し。 もう本番近くなったら、「後は運任せだっ」と割り切ることにしました。 それでも一応、ギリギリまで練習は一生懸命したつもりですが。
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で、本番。 自分としては、ちゃんときれいに叩けたと思えたのは2回程で、他は少し滑ってしまったと思うのですが、 何せ緊張していたもので、記憶が曖昧です(^_^;)
でも、後でビデオを見てみたら、そんなには気にならなかったので、まあよし!(笑) 私の腕にしたら、よくできた!
でもやっぱり悔しいから、これからも6連の練習をちゃんとして、いつでもきれいに叩けるようになりたいと思っています。 (とりあえず心掛けだけは。)
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あ、あと、まだ特筆すべきことがあったんだった。
今回は、ドラムを叩きながらコーラスに挑戦しました。
私の参加したバンドは、ボーカルと私以外みんな男性だったので、私がコーラス担当。
でも別に、やれって言われたわけじゃなくて、自分から手をあげました。 「あの、もしできれば、ですけど、叩きながらコーラス入れてもいいですか?」と。
なんでだろう。 なんか、やってみたかったというか、頑張ればできそうな気がしたんです。
いつかドラムを叩きながら歌えるようになりたいので、少しでも目標に近づけたら、という気持ちもあったと思います。
で、是非やってみて、と背中を押して頂き、練習を始めてみたのでした。
最初に難しいと感じたのは、コーラスの音程でした。 ハモるのはわりと得意な方なんですが、なんだかちょっとこの曲は、私にはとりづらく。
とはいえ、何回か確認したらなんとかとれるようになりまして。
次に、叩きながら歌ってみる。 歌のリズムとキック(右足のリズム)にズレがあるので、そちらに引っ張られて難しい。
他、音程が高すぎてちょっとギリギリ、とかありましたが、 一応なんとかできるようになりました。
本番も、少々音量にムラがありましたが、一応音は外さずにできたと思います。
結果、先生やスクールスタッフの方、他の生徒さんたちに、 「コーラスいいね」「よかった」というお言葉をたくさん頂き。 とても嬉しかった。やってよかったな、と思いました。
これからも、少しずつ「歌いながら叩く」に挑戦して、
難しいものにも取り組めたらいいなあと思っています。
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今回の発表会で、本当に色々勉強になったし、前よりは自信もついたので、 またさらなる上達を目指して頑張りたいと思います。
そして、今回のバンドメンバーのみなさんに感謝。 私にとって、とても素敵なチームでした。 みなさんのおかげで、楽しい時間を過ごすことができました。
それから、日頃から生徒の面倒を見てくださり、 発表会の運営をしてくださるスクールスタッフのみなさまにも感謝。
そしてそして。先生に感謝しております。 6連が最後まできちんとできなくて、私は申し訳ない思いで一杯でした。 先生がこんなに懇切丁寧に教えてくださってるのに、できない自分がもどかしくて。 先生の生徒として恥ずかしくない演奏をしたい、という思いもあり。
でも本当に、ここまで叩けるようになったのは、先生のおかげです。 尊敬できる先生に出会えて、私は幸せです。
ドラム、楽しいです。 これからも、頑張ります。
〈了〉
こんな感じでやりました↓

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