ザ・雑談 ~アニメの話
- nmtmah
- 2015年10月29日
- 読了時間: 8分
最近、ブログの一回一回が長文過ぎて、自分で書くのを億劫にしていてダメだな、と思います。
読む方も大変ですよね…。
天声人語的な読み物を目指したい。(大風呂敷)
そこまで為にならなくても、そもそも “ ブログ=日記 “ という意味なのだから、最近思ったこと、とかライトに書こう。
というわけで、今回は短いよ。(予定)
しかも内容薄いよ。(予定)
で、その中身は…。
久々に見たアニメが面白かった話。
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子供の頃はよくアニメを見ていたのですが、大人になったら見なくなりましたね。
私の友人(同級生)は、今もアニメよく見るコがいますが。
ちなみに私は、『セーラームーン』や『ドラゴンボール』の初期~中期を見ていた世代です。
あと、『幽遊白書』とか『るろうに剣心』とか。
小さい頃は、『クレヨンしんちゃん』が流行ってました。
他には『アンパンマン』や『ドラえもん(初代)』、『ちびまるこちゃん』とか。
個人的には、『ぼのぼの』(いがらしみきお)とか思い出深い。
他にも、ジブリやドラえもんの映画、ディズニーのマイナーな短編などのビデオが自宅にあり、比較的アニメをよく見ている子供だったと思います。
うちだけでなく、友達の家にも普通に色々あって、遊びに行った先でもビデオ鑑賞をよくしました。
関係ないですが、私の母は、私が生まれたら「ナウシカ」という名前もいいかなと思ったらしい。
(もちろん冗談ですが。でも今は本当にいるらしいもんね。「今鹿」って書いて「ナウシカ」って子がいるって、本当なんだろうか。都市伝説だと思いたい。)
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ところでアニメといえば、昔、大学の授業で、
「子供時代に見るものというのは人格に影響を与えうる。つまりは当時見ていた(流行っていた)番組によって、その世代の性格・考え方に偏りが生じる。」
というような論説があると教わりました。
(インパクトのある話だったのでよく憶えているのですが、詳細は忘れてしまった。)
要は、例えば『仮面ライダー』ごっこに熱をあげた世代と、『ドラゴンボール』を熱心に見た世代では、性格に若干の違いが出るということ。
前者は、「孤独なヒーロー」「正義と悪」みたいな主題があり、後者はどちらかというと「仲間の大切さ」「修行の必要性」などが説かれている気がする。
その違いが、見ている子供の心にも影響するだろうということです。
女の子でも、例えば『アタックNo.1』世代と『セーラームーン』世代とか、違いが出る気がしませんか?
特に一昔前は、テレビ番組と言えば流行りがあって、みんなが同じものを見ているのが普通だったわけです。
見そびれようものなら、次の日の学校の話題についていけないわけです。
だから、「人気番組=世代の風潮を左右する」と言えたんですね。
しかし今は娯楽が沢山あって、「この番組はみんな見てる」というのは少なくなってきたと思います。
もちろん、『プリキュア』とか『妖怪ウォッチ』とか、それなりには存在するようですけど。
でも、他にもゲームとか面白いものがたくさんあるし、塾や習い事や、LINEで忙しいし。
昔の『8時だョ!全員集合』みたいな影響力はないでしょう。
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ちなみに、話は飛びますが、
私はよく「漫画とか読まなそうだしアニメとか見なさそう。」と言われます。
でも、こんな感じで、見てます。
漫画も読みますよ。
(ちなみに私は元・少年サンデー読者です。)
最近はあまり読まなくなりましたが、
今もかろうじてコミックを買っているのは『名探偵コナン』。
それから、『金田一少年の事件簿』。
(そうです。推理モノが好きなんです。)
でも、「好きなマンガを挙げろ」と言われたら、『GS美神極楽大作戦』(椎名高志)を挙げます。
一話読み切りのギャグ漫画なんですけど。
氏の初期の作品は、本当に秀逸だと思う。ギャグのキレが天才的。
アニメにもなりましたが、こちらも良かった。
声優陣も良かったし、原作のくだらなさが上手く表現されていたと思います。
あとは、『うる星やつら』(高橋留美子)とか、『YAIBA』(青山剛昌)とか好きです。
多分、ヒューマンドラマも入ったりするギャグ漫画(十代向け)が私は好きなんですね。
手塚治虫作品はどれも素晴らしいですが、私は『ブラックジャック』ファンです。
小学生の頃から、ブラックジャックみたいな人間になりたいという憧れを持っていました。
別に天才外科医になりたかったわけじゃなくて、ああいう生き方がカッコイイと思っていたのです。
今も思ってますけど。
他には『ブッダ』がお薦めです。個人的には『どろろ』『ドン・ドラキュラ』も好きだ。
他に私の人格形成に影響を与えた漫画を挙げるとすれば、
『アウターゾーン』と『地獄先生ぬ~べ~』でしょうか。
両方とも週刊少年ジャンプ掲載の漫画で、前者はオムニバス・ホラー、後者は妖怪モノです。
前者は、テレビ番組『世にも奇妙な物語』が好きな人にはお薦めです。
大人になってからは読んでいないので、もしかして子供の頃の印象とまた違うかもしれませんが、でもかなり怖い話ばかりで、絶対に夜寝る前に読んではいけないヤツでしたね。
後者は、最近ドラマにもなり昔はアニメもやっていたのでご存じの方も多いでしょう。
原作漫画は、毎回妖怪を現代の小学生たちと上手く絡めていて、話がよくできているなと感心します。
でもね、妖怪の絵がエグイ。
あれも、夜寝る前に読んじゃダメ。心臓が弱い人もダメね。
気持ち悪いんだもん。妖怪の絵が。本当に。ビビらされる度合が不愉快レベル。(でも読んじゃう。)
一方、アニメで私の人格に影響を与えたであろう作品は、
『ゲゲゲの鬼太郎』と『タイムボカン』シリーズかな。
鬼太郎は、第4シリーズ(90年代)世代です。
第3シリーズ(80年代)もちょっと見てました。(主題歌が吉幾三のヤツね。)
この二つも、見ていた子供に与える影響違うんだろうなあと思わせますね。
第3シリーズの鬼太郎は、当時の流行りを考慮して “ 熱血ヒーロー系 “ でした。
「悪い妖怪は許さないぞ!」みたいな。
原作には出てこない夢子ちゃんというヒロインまでおり、鬼太郎は夢子ちゃんには弱い、という設定。
声優も、アンパンマンの戸田恵子さん。
そこへ行くと第4シリーズは、原点回帰して、全体的に暗めでした。
回によっては、かなりホラー色が強いものも。
(私のお薦めは『鬼太郎の地獄流し』と『霊園行・幽霊電車』。ゾッとします。見たい方、DVDお貸ししますよ。)
声優は松岡洋子さん。他に代表作はあまりない方ですが、この鬼太郎は私はとても好きでした。
憂歌団の唄った主題歌も良かった。(先日亡くなった初代の熊倉一雄さんのテイストに寄せてた。)
そして何より、日曜朝9時に、烏の鳴き声という不吉感一杯のサウンドで始まるミスマッチ。
ね。第3シリーズを見て育った子と、第4シリーズで育った子、全然違う性格になりそうでしょう?
まあでも、「見た結果、影響を受ける」ということもあるものの、
それ以前に「そういうアニメが好きだから見る(嫌いだから見ない)」という、子供のそもそもの性格も考慮しなければいけませんけどね。
『タイムボカン』シリーズは、言わずと知れたタツノコプロのアニメです。
タツノコプロは他に、『科学忍者隊ガッチャマン』『昆虫物語みなしごハッチ』『ハクション大魔王』などの名作を数多く生み出し、日本のアニメ界に貢献してきた会社です。
タイムボカンシリーズとは、『タイムボカン』に始まり、『怪盗きらめきマン』までの8作品のこと。
2008年にはヤッターマンの再アニメ化もありました。
全シリーズ、舞台設定は違うものの、毎回悪役の三人がほぼ同じ見た目(声優は全く同じ)という、他に類を見ないアニメシリーズです。
ちなみに、あのドロンジョ様(及び他シリーズの悪玉女ボス全て)は、初代のび太くんの声をやっていた小原乃梨子さん。他にも『うる星やつら』のお雪など、当時はセクシー系をやっていたようで。
私はのび太くんの方が先に馴染みがあった為、ドロンジョ様がいつまでものび太くんに聞こえて仕方がなかったという記憶がある。
(ちなみに部下のトンズラーは初代ジャイアンの声優・故たてかべ和也氏。ボヤッキーは『ドラゴンボール』のナレーションなどで有名な八奈見乗児氏。)
私は『ヤッターマン』(再放送)世代ですが、高校生の頃CSで『ゼンダマン』『オタスケマン』も見ました。
このシリーズの魅力は、あの最初から最後まで流れが決まっている(ある種伝統芸能のような)予定調和感とくだらないギャグセンスの中に、そこはかとなく漂うシュールさだと思う。
「くっだらねぇー…」と思わず苦笑いしてしまうビックリドッキリメカとか、
毎回題名が『水戸黄門だよ!ゼンダマン』など、「死んだはずだよ、お富さん」みたいだったりとか、
「善意のカタマリ、ゼンダマン!!」という決めゼリフとか、
声優として出演した(主題歌を歌っている)山本正之氏のあまりの演技の下手さ加減とか(そして回を重ねるごとに段々上達していく成長過程とか)、ツッコミ所満載なのです。
そして思わず「えぇ~っ!!」と言ってしまう『オタスケマン』最終回の展開など、マンネリの美と、意外性を越えた自由さを兼ね備えた名作なのです。
(余談ですが、私はボヤッキーが25歳だと知った時、結構なショックを受けました。)
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はっ!
気付いたら、書こうと思っていた「先日見た面白かったアニメ」の話を全くしていない!
しかも、短く書くつもりだったのにまた長い…!
(内容が薄いのは宣言の通りだけど…)
実は私が意外とオタクであるということを暴露しただけになってしまったなぁ。
というわけで、次回、
「先日見た面白かったアニメ」の話をします!
懲りずにまたお付き合いお願いします!
〈了〉
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