サントラ
- nmtmah
- 2016年9月21日
- 読了時間: 5分
私、結構サウンドトラックが好きだ、という話を以前どこかでしましたが。
こないだ久々にサウンドトラックCDを買いました。
中古でもレンタルでもなく、ちゃんと買ったの久しぶりだ。
何のサントラかって?
『おそ松さん』のです。
このアニメ、それはもう星の数ほどグッズやソフト的なものが販売されていますが、
私は何を措いてもコレが一番欲しかった。
(ちなみにグッズは持ってない。そういう方向性のオタクではないんだ、一応。)
と、オタクではない、と言いつつ、
Blu-rayとドラマCD、全部持ってますけど、(ああー)
これら全てのソフトを手放すことになったとしても、サントラだけは残す。マジで。
元々、ドラマやアニメの劇伴(げきばん・劇中音楽のこと)が好きで、
特にコミカル系が好きなんです。
和田薫とか、佐橋俊彦とか、川井憲次の作品などが。
なんていうか、「ベタ」とか「わかりやすい」のが結構好きで。
で、この『おそ松さん』の劇伴、私の好みにドンピシャ(死語?)で。
しかも、作曲者が女性で、それがなんだか新鮮でした。
こういう職の人って、男性が多いイメージだったから。
(単なる認識不足かもしれないですが。)
大島ミチルも、今回ほどハッキリ「好みだ」というほどではないしなぁ。
(いや、好きは好きなんですけどね。)
その作曲者とは、橋本由香利さん。
いやー、今まで存じ上げませんで。この度初めて知りました。
なかなかのベテランで、アニメやアイドルの作曲・編曲してる方らしいです。
何が良いかって言うと、
テーマソングやその近辺が、わりとJAZZテイストでカッコイイ。
ビッグバンド系の編曲もあって。
さらに、劇伴ならではですが、同じ曲でもアレンジ違いバージョンがたくさんあり、
それがどれもカッコイイ。
また、それとは別に、ナンセンスギャグアニメなので、パロディネタも多くて、
どっかで聴いたことあるなぁって感じの曲がたくさん。
この「どっかで聴いたことある」というか、
「このシチュエーションで使われる曲調・音色って、コレだよね」
というツボが押さえられるって凄いことだと私は思う。
パロディだから元ネタを彷彿させつつ、
オリジナリティを出し、かつハイクオリティな出来栄え。
そういうのって、それぞれの「○○っぽさ」を正確に捉えて、かつ深く理解していないとできないことであって、
私はそれができる人は尊敬する。
しかも、本当にただの「パロディ」だから、
全シーズン通してたった一回、十数秒しか使用されない曲とかもある。
それでもこの全力感。プロとして当たり前かもしれないけど、やっぱりスゴイと思います。
CDには全部で80曲以上入っているのですが、
その中から私が選んだ珠玉のコンピレーションをどうぞ(笑)
ご興味のある方やお暇な方、片手間にでもお聴きいただけると幸いですm(__)m
アニメにもサントラにも興味ない人にはしょーもない内容ですよね… (^_^;)
趣味の押し売りでスンマセン(笑)
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■コンピレーション1・テーマ曲とその周辺(6:50)
『おそ松さん!( PV version ) / シェーWAVE OP / トッティのライン / ニート達の喧嘩 / トッティコォヒィー / 5人の悪魔 / 5人の悪魔 ~jazz matsu san~ / ドライブ』
『シェーWAVE』など、何曲かにスキャットが入っていて、それがとても素敵で勉強になります。ちなみにいかにもスキャットなやつ以外に、英語っぽいのとかフランス語っぽいのとかもあるんですが、全部「雰囲気」でやってるらしい。タモリ芸ですね。尊敬。
『5人の悪魔』みたいなビッグバンドテイストも好きだし、何よりメインテーマ『おそ松さん』のコミカルな曲調が好きです。『ドライブ』もおすすめ。
■コンピレーション2・これぞ劇伴(8:52)
『6つ子の日常 / カラ松のテーマ / ゾンビサンタ / エスパーニャンコ / OSO / イヤミとおそ松最後の戦い / 実松さん / ちび太のおでん』
いかにも、アニメってこんな感じの曲あるよね、という。
ベタなんだけど、でもオリジナリティも確実にあって、曲として完成してる所がイイ。
■コンピレーション3・パロディきつめ(4:48)
『新品ブラザーズ / じょし松さ~ん / なごみ探偵おそ松 / バカの釣り日記 / パチンコ警察 / レンタル彼女 / ジャングルでにゃーにゃーにゃー』
なんかどっかで聴いたことあるな…っていうやつら。最後の『ジャングルで~』は劇中に出てくる地下アイドル「橋本にゃー」ちゃんのテーマソング。
■コンピレーション4・パロディ真剣(5:58)
『 OMG_B / 松野松楠 ~うるおいのない世界~ / 世紀松伝説 / 忍者シコ松 / 十四松まつり / イヤミカート / ファイナルシェー / OMG_A 』
ネタはくっだらないんだけど、楽曲が立派に雰囲気を成立させていると思う。松野松楠(マツノマツクス)は、乾ききって潤いが消えた世界で生き残った奴らがローションを奪い合うという馬鹿馬鹿しい話。パロディの為に、大真面目に曲を作る。ここのスタッフは皆本気です。
こんなコンピレーション作ってる場合か、、、とふと我に返りつつ、
でも、曲と曲の順番とか繋げ方とか、どれとどれが同じ曲でアレンジ違いなのか、とか、
より深く曲に触れることができて、勉強になりました。
というポジティブ・シンキング。
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本日もお付き合いありがとうございました。
ちなみに明日もブログ更新する予定です。
長いけど。他に紹介したいアニメネタがあるの(笑)
懲りずによろしくお願いします♪
〈了〉
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